映画『ハイネケン誘拐の代償』の感想

~得たいものは金か?友情か?~

映画「ハイネケン誘拐の代償」を見た感想とあらすじです。
梅田ブルク7で見ました。
ネタバレがあるのでご注意を!

kidnapping_heineken.jpg

残念ながらハイネケン演じるアンソニー・ホプキンスの出番はそう多くない。
誘拐犯VSアンソニー・ホプキンスみたいな展開を期待すると肩すかしとくらうかもドクロ

実際にあったハイネケン誘拐事件の犯人グループ、幼馴染5人組の犯行と転落を描くクライムサスペンス。

得たいものは金か?友情か?
人生で得られるものはどちらか一つ。

あらすじです。(公式HPより)

1983年、オランダ・アムステルダム。大ビール企業「ハイネケン」の経営者、フレディ・ハイネケンが何者かに誘拐された。

世界屈指の大富豪の誘拐は世間を驚かせ、警察も巨大組織による犯行を疑う。しかし誘拐したのは、犯罪経験のない幼なじみの5人の若者だった・・・。

大胆不敵な計画を実行し、史上最高額(当時)の身代金を要求する犯人グループ。すべては上手くいくはずだった。ところが、人質であるハイネケンの傲慢な言動に、5人は翻弄され、歯車が狂いだしてゆく。駆け引き、誤算、落とし穴。誘拐された大富豪と、誘拐した若者たち。追い詰め、追い詰められる男たちが支払う"誘拐の代償"とは――?!


ポスターとか、チラシとか、公式サイトとか見ると、アンソニー・ホプキンスがでかでかと掲載されていて、あらすじ見ても「人質であるハイネケンの傲慢な言動に、5人は翻弄され。。。」とか書いてあるし、誘拐犯グループVSアンソニー・ホプキンスみたいなものをどうしても期待しちゃうんだけど、それを期待しちゃうと肩すかしをくらうかもドクロ
確かに、アンソニー・ホプキンス演じるハイネケンは存在感あるし、威風堂々としたカリスマ性があるキラーン

でも、メインストーリーはあくまでも、安易に犯罪に走っちゃった幼馴染の若者5人の犯行とその後の転落の物語なんだよね。

まぁ、アンソニー・ホプキンスはビッグネームだからそっちに頼りたくなる気も分かるけどね。
日本ではディズニー以外の洋画は人気ないみたいで、日本で上映するなら誰でも知ってる人気シリーズの続編とか、誰でも知ってる超ビッグネームが出てるとか、アカデミー賞を受賞したとかじゃないと話題にすらならないのが現実だから。

この先結末に係わるネタバレがあるのでご注意を!!!!!


なかなか身代金の要求に応じないハイネケン側だったが、結局、幼馴染5人の誘拐犯は多額の身代金を手に入れた。
彼らの犯した犯罪は一見成功したかに思えた。
しかし・・・・・・・・・

リーダーのコルは弟のブレイクスに身代金の一部を渡し、一番に逃がす。

妻子がいるカットは逃亡することを拒む。
結局、一番に警察に捕まり、倉庫に監禁していたハイネケンの居所を自供し、ハイネケンと運転手は救出される。

コルとヴィレムとスパイクスはヴィレムの知り合いの女性をつてにパリに逃亡しようとする。
しかし、途中で仲間割れし、スパイクスは1人で逃亡するも、精神的に追う詰められ、自首し精神病院に収容される。
その後、精神病院を脱走し、再び捕まる。

ブレイクスは逃亡先であっけなく捕まる。

コルとヴィレムはパリで仲間が1人また1人と捕まっていき、追い詰められていく。
ヴィレムには止められたが、コルはオランダに置いてきた新妻ソーニャが心配で、つい連絡をとってしまう。
そこから足がつき、結局、コルとヴィレムも逮捕される。

と、ここで物語は終了し、その後がエンドロールで知らされる!

脱走したスパイクス以外の4人は10年前後の刑期を終え釈放された。
5人が手にした巨額の身代金のほとんどが未だに行方知らずになっている。
あれだけ結束していた5人だったが、その後一緒になることはなかった。

コルは犯罪ジャーナリスト、ハイネケン ピーター・R・デ・ブリーズから受けたインタビューを基に作られた本が出版され、ベストセラーになった。
しかし、2003年、ハイネケンが亡くなった後に、コルはオランダで銃撃戦に巻き込まれ、亡くなった。

ヴィレムはオランダ史上で名前を残すマフィアのボスになった。


なんか、実際の事件はもっと闇が深いようで、エンドロールで流れるその後もなかなかショッキングだった。
導入部で終わってしまったような、なんでもっとその辺を描かなかったのかな?と言う気もするが、結局、悪事に手を染めても、得られるものなんて何もないってことなのかな?

悪事をエンターテインメント化してそれがさも格好良いことみたいにしちゃう映画もあるけど、事実はこうなんだよねって感じ。
ハイネケンの「裕福には2つある。巨万の富を得るか、数多くの友達を得るか、2つは手に入れられない」ってセリフは深い。
そして、それこそがこの映画の意味なんだと思う。

ヤフー映画のユーザーレビューでは3.19点。
なかなか厳しいのね。
私の勝手な採点は★4つ。
割と面白かった。

★★★★

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映画レビューデータ

タイトル : ハイネケン誘拐の代償

ジャンル : クライムミステリー

キーワード : クライム , サスペンス

評価 : 4つ☆ / 5つ☆

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